【仕事】自己肯定感が低い人は架空の完璧人間と戦ってるかもしれない

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質問です。

 

(1)あなたは人と比べて「自分はダメな人間だ…」と落ち込むことはありますか?

→はい

→いいえ

 

(2)自分の長所や短所がわからず、悩むことがありますか?

→はい

→いいえ

 

(3)そんな自分を好きになれませんか?

→はい

→いいえ

 

オールいいえの方は、とても自己肯定感が高いんでしょうね…羨ましい…

 

少し前までの私はオールはいの答えで、とても自己肯定感が低い人間でした。

 

今は少し考え方が変わって、

(1)はい

(2)いいえ

(3)いいえ

くらいまで自分を認められるようになりましたが、生まれて30年以上かかりました。やれやれ。

 

自己肯定感が低い人は、もしかしたら「架空の完璧人間」と戦ってるかもしれません。

そんな強敵相手にする前に、私と一緒に今自分にできることを頑張ってみませんか?

というのが、本日の話題です。

 

 

 

 

「架空の完璧人間」と戦ってませんか?そんな人いないよ!

私は常々人と自分を比較して落ち込むことが多かったです。

 

「Aさんは情報処理の仕事がとてもうまい…それなのに私ときたら」

「Bさんはいつもチームをまとめててすごいなぁ。私には無理だ」

「Cさんは理解するのが早くて器用!飲み込み早すぎてついていけない…」

 

自分面倒くさいなーと書いてて思いましたが、現実こんな感じ。

ようは、人の長所と自分の短所を比較して勝手に落ち込んでいたわけです。

 

Aさんの良いところ

Bさんの良いところ

Cさんの良いところ

 

これらをすべて持ち備えた虚像を勝手に作り出し、架空の完璧人間Xさんと自分を比較して落ち込んでいたのです

不毛な戦いすぎる……。

 

私の目にはAさんBさんCさんの良いところと、自分の良くないところしか映っていませんでした。

その裏側に、AさんBさんCさんの良くないところや、自分の良いところがあるわけなんですけどね。視野がとことん狭かった。

 

常に架空の完璧人間と戦うことで、劣等感を持つのが当たり前になり、私の自己肯定感は著しく下がっていました。

特に育休復帰後、思うように仕事ができない期間はそれが加速したように記憶します。

 

でも、ある日気づいたんです。

あれ?完璧人間なんていなくない?と。

私の敵は私が勝手に作り上げたものであって、実は敵なんて始めからいなかったのです。

 

そう気づいたら、地を這うような自己肯定感が右肩上がりになるのが分かりました。

なんならその日は「ググッ⤴︎」と上がる音と、「テケテテッテテッテー♪」というレベルアップ音が聞こえたかもしれない。

 

私が競うべきは昨日の私。

伸ばすべきは短所ではなく長所!

 

それを意識したら、私は私のことを認めてあげられるようになりました。

 

 

完璧人間を目指すな!自分の強みを活かして居場所を確保!

私の職場は、みんなで並行して進めていくタスクと、それぞれが持っているタスクとがあります。

特に繁忙期はみんなで進めていくタスクが山のようにあり、チーム一丸となって目標達成に励んでいます。

 

みんなと一緒に、となると必然的に周りの行動に目がいくのですが、この時も昔はよく架空の完璧人間がいました。

 

Aさん知識が深い!無理、言ってることがわかんない!

Bさんフットワーク軽く仕事片づけていく~着いていけない!

Cさんみんなに頼られててすごすぎる!

 

などなど。

あげ出せばキリがない。

そこで自分も完璧人間になろう!とすると、間違いなく潰れます。だって完璧人間なんていないんだから。

 

ここで有効なのは、チームのみんなが個々に持っている長所と短所を見極めること。

そしてチームの一員として自分ができることを積極的にやっていくことです。

 

人と自分を比べる人は、本当によく人のことを見ていると思います。彼らの処理能力や言動行動、それはそれはファンなの?ストーカーなの?ってレベルに。

その力を存分に活かすときが来ました!

表立って見えるところだけではなく、今まで見てこなかった裏側を見るのです。

 

Aさんは○○が得意だから任せよう、でも△△の仕事は不得手だからフォローに入った方がいいかな?

 

Bさんはどんどんタスクを処理してもらった方が良いな、じゃあ集中できる環境を作るために邪魔しない方が良さそう。

 

Cさんは全体を見てもらわないとだから、細々した仕事は見えないかも。早めに処理しておかないと。

 

などなど、やるべきことはたくさんあるわけです。

もはや完璧人間と比べて落ち込んでいる暇なんてないはず。

 

達成目標と、チーム全体を見て、気づくことがあればチャンスかもしれません。

 

「誰も〇〇に手を付けていないな」

「✖✖の件はどうなっただろう?誰か処理してるのかな」

「Dさん初めてだけど躓いてないかな?」

 

自分にできることは積極的に介入し、知識や経験を蓄えていきます。

そうした地道な点打ちが、いつか自分の長所という線となっていくはず。

 

 

自分の強みの見つけ方

自分の強みを見つけるのってなかなか容易じゃないと思うのですが、1つ私がやってみて良かったな~と思うのが、ストレングスファインダーです。

 

 

 

本を買うとコードがついています。

公式HPでそのコードを入力するとウェブテストを受けることができて、その解答によって自分の強みを教えてくれる……というもの。

 

ちなみに私の資質5つは

  1. ポジティブ
  2. 共感性
  3. 最上志向
  4. 未来志向
  5. 調和性

 

1番目の資質「ポジティブ」の説明の一文目が

 

あなたは人をよく誉め、すぐに微笑みかけ、どんな状況においても常にポジティブな面を探します。

 

と書いてあり、笑いました。

私が人の長所を見つけていたのは、こうしたポジティブな面があったからなんでしょうね。(比較して劣等感を抱いてたけど)

更に言うのであれば、3番目の素質「最上志向」の一文目が

 

優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。

 

って書いてあってドン引き。

怖い怖い……

 

質問は多いですが、やってみると自分の意外な一面が見られて面白いです。

素質は34個あるそうです。

 

こちらのブログが分かりやすかったので、リンク貼らせていただきます。

pechi-finder.com

 

この図解すっごく分かりやすい。

ストレングスファインダー受けたことがある方は、ぜひ自分の素質がどう図解されているのか見ると面白いと思います。

 

(ウェブテストが第三者かどうかの議論は置いておいて)第三者から「あなたはこんな資質があるよ(どどーん」と教えてもらえると、なんだか心強いですよね。

自分の強みが分からない人は、自分のことをよく知る3人の友達に「私の良いところって何?」と聞くと良いそうです。

 

他にも自分の強みを見つけるためのツールはたくさんあるので、やりやすいものからトライしてみてください。

その日、その瞬間から見えてる世界がぐんと広がるかも。

 

 

まとめ

  • 架空の完璧人間と戦おうとしない
  • 自分も完璧人間になろうとしない
  • 競うのは昨日の私
  • 伸ばすのは短所ではなく長所
  • 自分の強みをもって居場所を作る
  • 強みが分からなかったら人を頼る

 

ということで、自己肯定感が低いな~と思う方はぜひぜひ今日にでもできることを見つけてやってみてください。

私もまだまだ発展途上なので人のこと言えるほど大層なもんではないのですが、良かったら一緒に頑張りましょう~^^